弓豚を育てる Person

弓野兄弟の豚への
深い愛情と育成への情熱が
「弓豚」を育んでいる。

  • 日本SPF豚協会認定農場産
  • 日本SPF豚協会

銘柄豚「弓豚」を育成、出荷する私たち弓野畜産の農場では、弓野知則、浩作の兄弟を中心に、経験豊かなスタッフが一貫体制で「弓豚」の肥育に携わっています。弓野兄弟は、高校卒業後、家業である養豚の仕事に従事することを決意、共に福島県の農場で研修を積み、帰郷後、農場施設や環境の整備を推し進めて、SPF豚の導入、育成を開始しました。以後、日本SPF豚協会認定農場として厳しい審査をクリアした農場運営を行っています。豚の育成を手掛ける農場それぞれに飼料配合や肥育方法については個性や特徴があると思いますが、私たちは育成環境の整備と充実、意地が一番重要だと考えています。これからも常に豚に優しい施設、豊かな環境を提供し、人一倍の愛情を持って、のんびりとゆったり肥育することをスタッフ全員にも徹底していきます。これからも、自信を持って安全で安心のできる美味しい豚の育成を続けていきます。

関東平野の
広くて蒼い空の下
石岡の常陸風土記の里に
「弓豚」の農場はあります。

弓野農場がある茨城県石岡市は、かつて常陸國と呼ばれ国府が置かれた歴史ある街として知られます。また、古来より水と温暖な気候に支えられ、豊潤な大地の恵みが収穫されたことから大國、理想郷であり「常世の国」と称えられました。現在でも豊かな自然環境の中で、農産物、畜産物が生産され、首都圏の多くの消費者に届けられています。また、関東平野の中心に聳える、紫峰 筑波山の東麓に位置し、豊かな水を湛えた霞ヶ浦にも近く、筑波の名水と呼ばれる地下水にも恵まれており、市内の四ヶ所に分かれた農場ではいずれも、その永く地下に蓄えられた豊潤な水を使って弓豚の肥育、繁殖を行なっています。この茨城の豊かで素晴らしい自然こそが「弓豚」独特のきめ細やかな肉質を形成します。四季折々の美しい風景の中での日々の暮らしは、私たちに農業運営の誇りと自負をもたらしてくれます。穏やかな日差しの下で豚と共に、豊かな時を今日も静かに重ねています。

心地いい環境の中で
豚と共生し育成に
取り組んでいます。

長い歴史の中で人々の暮らしと共に生きてきた豚は、とても穏やかな人懐こい性格で、とてもキレイ好きです。開放的なゆったりとした農場施設を確保し、臆病な豚にストレスを与えないようのんびりと関わりながら、豚それぞれの個性を見極めて習性を理解した上で、弓豚の飼育を行なっています。「むずかしいことをしている訳ではない。日々、豚の成長を見守り、豚本来の生きる力を大切にしてサポートをしているだけ。豚は家族のようなものだから、当然、手間もかけ大切にする。」というのが農場長の弓野知則の口ぐせ。健康で安全、安心できる美味しい豚の育成には、広々とした敷地に風通しの良い施設がキチンとレイアウトされた清掃の行き届いた美しい農場、そして育成に関わるスタッフの深い愛情が欠かせません。石岡の風土の中で「弓豚」の育成という仕事に必要なのは何かと問われれば、「ゆったりと、のんびりと。豚の声に静かに耳を傾ける。」と私たちは笑って答えます。